2010-01-01から1年間の記事一覧

Kamijo「MARTHA」

仕事納めの今日は雪だった。しかもこの地方では稀に見る大雪だ。今はやんでいるが路上にはまだ雪が残っている。幾つもの雪だるまを通り過ぎパンクした自転車のタイヤを修理してもらい家に着く。幾つかあった忘年会も無事終わったので今日は一人で好きな音楽…

The Slits「Cut」

「中途半端」だと言われた。確かに僕は中途半端だ。思い当たる節は腐る程ある。言われた瞬間に嫌な汗をかいて苦笑いをした。だけどこれだけは言っておく。君に言われる筋合いは更々無い。

Cocteau Twins「Treasure」

気づいたらもう今年の終わりが迫って来ている。忘年会の予定もちらほら。あぁ部屋の掃除しなきゃなぁ。

Squirrel Nut Zippers「Christmas Caravan」

メリークリスマス。

坂本龍一「戦場のメリー・クリスマス」

クリスマスイブは高校時代の友達と二人で酒を飲みに行った。街はカップルで溢れかえっていたがそんな連中には背を向けて楽しく過ごす。そしてクリスマス。当然恋人と過ごすという素敵な予定は無い。というわけで以前記録撮影・編集・DVD製作をした劇団の演劇…

GOING UNDER GROUND「かよわきエナジー」

POP

夜。帰り道。いつもの交差点に差し掛かる。信号は赤。ふと視線に気づきそちらに目をやる。そこには見覚えのある女性が伺う様な笑顔で僕の方を見ていた。その女性は中学〜高校時代にかけて僕の何でも無い日常を変えてくれた初恋の人だった。5年振りの再会。大…

Tone Dogs「Ankety Low Day」

犬の動きや仕草を勉強しないといけなくなった。街中で犬を見かけるとついつい観察してしまう。いやはや難しい。

John Zorn「Naked City」

ある映画の脚本が届いた。それは54ページに及ぶ乱雑な手書きの脚本である。こんな日が来るなんて夢想だにもしなかった。涙が出そうな程嬉しいです。大切に大切に読ませて頂きます。

The Futures「Dirty Works 1997-2001」

何だろう。こんなにも理不尽な怒られ方があるのだろうか。僕が弱い立場なのを良い事に電話越しに怒鳴り散らされる。こういうのは何回もあったし自分が納得出来る事ならまだしも今回に関しては全く納得出来ない。僕はお前の憂さ晴らしの為に働いてるんじゃな…

U.K. Subs「Another Kind Of Blues」

何やってんだ俺は。何がしたいんだ俺は。悪循環だ。

石橋英子「Drifting Devil」

仕事の帰り道。どこからか匂いがした。それは、芳香や異臭等ではなく「ノスタルジックな匂い」としか言いようがない匂いで僕は頭の奥の方がむず痒くなった。嗅いだ瞬間反射的に昔の記憶が呼び起こされそうになったが、何も思い出せずに僕は自転車を漕ぐ足を…

Tirolean Tape「Demonstrator」

この間、記録撮影をした劇団がクリスマスに公演を打つそうで、「稽古観に来てよ」と言われたので稽古を覗かせてもらいに久しぶりに電車に揺られ大阪へ。自分が興味をそそられる人達に会うってのは刺激的だ。やっぱり。うん。爽やかで心地の良い日だった。

Tom Waits「Closing Time」

何もやる事が無く穏やかに過ぎてゆく一日というものは暫く無い。予想していたとおり矢のように時が過ぎる感覚が身体に突き刺さる12月である。辛くない、しんどくない、と言えば嘘になるけど充実している様な気もする。そしてTom Waitsを流して酒を飲む。こん…

Pink Floyd「Dark Side Of The Moon」

もっと上手に時間が使える様になりたい。時間が無いって言い訳は通用しない。時間はあるから。でも、せめて部屋の掃除位はしなきゃな。

The Magnetic Fields「69 Love Songs」

1999年に発売された3枚のアルバムからなるThe Magnetic Fieldsの連作「69 Love Songs」です。69曲の圧倒的で牧歌的なラブソングが煌めく魔法の様に何でも無い日常に降り注ぐ。それは、河原沿いを歩いているカップルや、公園中をはしゃぎ回る子供達や、喫茶店…

羅針盤「福音」

i-Pod nanoが見つかった。今日、仕事に行こうと玄関で靴を履いている時にふと目をやった棚の上にそれはポツンと置いてあった。無くしたと思っていた日に此処に置いた気もするがその日はかなり酔って帰って来たので覚えていなかったのだろう。まさに「灯台下…

相対性理論「シンクロニシティーン」

今、最も利用され消費されているであろうポップアイコン相対性理論のライブに行く。サポートメンバー2人を含めた6人体制でのコンサートホール演奏会である。煌めくメロディー世界の中でやくしまるえつこは気怠そうに揺るがなかった。「四角革命」が聴けなか…

D.R.I.「The Dirty Rotten LP」

「自分が傷つきたくないだけだろ」と、もうそんなのとっくに自分でも分かっている様な事を言われ「そうっすよね」みたいな反応をしてつらつらと聞いていた。駆け抜けよう。駆け抜けよう。

SS「LIVE!」

年末は今より更に忙しくなりそうです。無心に駆け抜けよう。

Lightning Bolt「Wonderful Rainbow」

今日、夕暮れ時に虹を見た。それは今まで見た中で一番巨大な虹だった。その虹は遠くの山間から空に向かってほぼ一直線に伸びていてその虹を境に空の色が青と橙の2つに分断されていてなんとも奇妙な光景だった。 こんな緩い街でもこの時期は空気が張り詰めて…

The Wild Swans「Incandescent」

何で簡単にあんな言葉を吐けてしまうのか。僕が何も言わない事に安心しきったその顔は一体何ですか?もう少し慎重に言葉を発するという頭の使い方をしたら良いと思います。いい大人が子供過ぎて反吐が出ます。相手の立場になって考えるとかした事あるのかな…

PICKY PICNIC「HA!HA! TARACHINE」

突然、大学時代の後輩の女の子から電話がかかってきた。その子は東京で働いていて話すのは約1年振り。大学時代はよく映像製作を手伝ってもらったりしていて、デヴィッド・リンチ監督「イレイザーヘッド」に出て来る奇形の赤子を可愛いと言って笑う、声が小さ…

COALTAR OF THE DEEPERS「Yukari Telepath」

COALTAR OF THE DEEPERSでは評判があまり良くないアルバムかもしれない。前作の6thアルバムである「newave」からの変化には納得出来ない人も当然いると思う。もちろん初期には「Cat EP」「The Visitors From Deepspace」「SUBMERGE」「NO THANK YOU」等々、…

Sufjan Stevens「Age of Adz」

今日はクリスティン・ジェフズ監督「サンシャイン・クリーニング」、是枝裕和監督「歩いても 歩いても」を観ながら一日中安静にしていた。おかげで体調は大分良くなった。今からは園子温監督「うつせみ」を観る予定。編集は明日から始めよう。

downy「無題」

downyが2004年に発売した5thアルバム。downyの音楽というのはフィードバック・ノイズと変拍子を駆使し、そこに時折見せるエレクトロニカやフリージャズの要素が絡まり、もちろん根底に存在するハードコアな音も忘れず、それらが未曾有に混ざり、呻く様に歌う…

ガセネタ「Sooner Or Later」

久しぶりに風邪気味だ。早急に治さないと色々支障をきたすので薬を乱用して無理矢理にでも治します。その上今日はとことんついてない。何なんだよ本当に。行けたはずの場所には行けないし、散々探し廻った探し物は結局家の玄関にあったし、自転車のチェーン…

Cat Power「You Are Free」

昨夜は友人と酒を飲んでいた。ウイスキーとシガーの薫りが漂う夜。それは僕にとってとても刺激的な時間だった。夜も更け僕らはその薫りを纏い家路につく。その帰り道僕らは神社で二匹の猫を見た。その猫達はふらっと御神木の影から現れた。一匹はやたら懐い…

FISHMANS「8月の現状」

君の言葉やその表情に何故あんなにも動揺してしまったんだろうか。試されてるのか。だとしたら僕はどうしたいのか。いや、ただの考え過ぎだよな。

Firewater「Psychopharmacology」

Cop Shoot Cop解散後Tod Ashleyが結成したFirewaterの3rd。危なげでインダストリアルなジャンクロックを鳴らすCop Shoot Copももちろん好きなのだけど、Firewaterの方が重厚なロックを鳴らしていて僕は安心して聴けるし今日はFirewaterな気分なのです。メロ…

はちみつぱい「センチメンタル通り」

はっぴいえんどと共に日本語ロックの先駆者として存在していた現ムーンライダーズの前身バンドはちみつぱいが1973年に発売した1stアルバム。ここにあるのは純然たる普通の日常と未来永劫変わる事のない面白くも悲しい人達の淡い記憶。このアルバムの何処かに…