Louis Armstrong「What A Wonderful World」


今月11日に発生した東北地方太平洋沖地震。連日報道される情報と映像に身震いし胸が締め付けられる。錯綜する中で瓦礫まみれの津波から逃げる一台の自動車が容赦なく呑み込まれていく映像がテレビ画面に映し出される。石油コンビナートの炎は一向に収まらず、原発では爆発事故が起こり、海には何百という溺死体が浮かんでいるそうだ。時間が経過するにつれて行方不明者と死者の数は増えて行く一方で状況は悪化するばかり。この先どうなるかは誰にも分からない。関東方面にいる友人達は無事だったが今後も予断は許されない状況である。
どうか今以上に被害が大きくならないでほしい。どうかどうかお願いします。

くるり「TEAM ROCK」


くるりで一番聴いたアルバムは「TEAM ROCK」だろう。収録曲の中に「ばらの花」という曲がある。高校の時「何か」ある度によくリピート再生してウォークマンから流していた。その「何か」が何だったのかとっくに忘れていたんだけど最近またこのアルバムを聴き出して、自然と「ばらの花」も聴くようになって、そして「何か」が何だったのかをハッキリと思い出した。そう、僕は同じ失敗を何度も何度も繰り返してもう君に会えないと気づいてから阿呆面で悲しんで自己嫌悪に陥ったりしていた。そんな時に聴いていた曲だった。そして僕は今また「ばらの花」をリピート再生してしまっている。つまり、そういう事で僕は馬鹿だ。

タテタカコ「敗者復活の歌」


今やれる事はやった。あとは祈る。

今日は休日だったので三ヶ月ぶり位に映画館で映画を観た。映画を意識的に観る様になって以来三ヶ月も映画を観ないなんてのはありえない事だった。映画館に行かない時はDVDレンタルで観たりしてたんだけど忙しさにかまけて観ていなかった。でも、どうしても観たい映画だったので映画館へと足を運んだ。Michael Haneke監督最新作「白いリボン」という2009年のカンヌ国際映画祭パルムドール大賞を受賞した作品。今までのMichael Hanekeの作品は全部観ていてその集大成とも言える作品がこの「白いリボン」という事もありどうしても観たかった。映画は期待通り素晴らしい映画というか僕好みの映画だったので何も文句は無い。それよりも映画を観るという体験の素晴らしさを改めて体験出来た事に感動した。もう一度映画原体験をした様で観る物全てが新鮮だった。映画はやっぱり良い。長い間映画を観ていない事を酷く後悔しこれからは以前の様に定期的に観ようと思った。その後、後輩と会って喫茶店で喋って買い物をして家路に着いた。

君にどんな言葉をかけるのが正解なんだろう。もう分からない。

突然ダンボール「好きだよ」


もう、2月である。雪の中での撮影や、くだらない仕事。良い仕事に、お世話になった人の送別会。舞台の打ち上げに、虫歯の治療。全部あっという間に過ぎた。そうこうしてるうちに誕生日がやってくる。やろう。今、踏ん張らないとこの先何やっても駄目だ。絶対頑張ろう。

君に伝えたい事があるんだ。会って伝えたい事が。