2010-01-01から1年間の記事一覧

Husker Du「New Day Rising」

昨日は東京の友人が泊まりにきていた。友人は演劇の役者をしていて最近大きな舞台の本番を終えた所だったので話を聞いていた。とても刺激的だ。そして今日は休みだった。依頼人に郵送した舞台記録映像DVDの感想や修正点を聞く。評判は概ね好評の様で報われた…

Beck「One Foot In The Grave」

やりたい事が出来る人は素晴らしい。僕はこんなとこで何やってるんだろ。やりたいが事あるはずなのに理由ばかりウダウダウダウダと口にして愛想笑いを繰り返す。でも仕方が無い。今は耐えよう。耐える季節もいつかは終わる。終わらせる。

ZAZEN BOYS「ZAZEN BOYS」

仕事でミスをしてしまった。色んな人に迷惑をかけた。最悪だ。こんな日は酒も不味い。が、飲まずにはいられない。最近「声のデカイ奴が勝つ」というのをヒシヒシと感じている。それは、そいつがどんなにくだらない奴だったとしてもである。このままでは負け…

ザ・ゲロゲリゲゲゲ「Yellow Trash Bazooka」

「Yellow Trash Bazooka」は1993年にザ・ゲロゲリゲゲゲが発売した収録曲数79曲のシングル。初めにGから始まる曲タイトルを叫び曲が始まるという1曲20秒にも満たないノイズの連続性による塊。擦り切れそうに鋭く魅惑的で凶暴かつ純真で刹那すぎる極めて中毒…

JOY「ジョイは危険予知。」

編集作業終了。精神的疲れをJOYと酒で解放。良い夜だ。

Kleenex Girl Wonder「Ponyoak」

今日は家で記録映像編集作業。やっと追い込み段階に来た。休憩がてらにKleenex Girl Wonderの3rdを聴いている。心地良い宅録ならではのチープな暖かみと当時19歳であったGraham Smithの少年性が絶妙な世界を生み出し穏やかな気分になれる。そう、こんな良い…

The Locust「Plague Soundscapes」

The Locustで好きなアルバムとかは特に無いのだけど挙げるなら「Plague Soundscapes」になる。何故かThe Locustのアルバムの中では一番聴いてると思う。蟲が耳の中に入って来る様なぐにゃぐにゃした怪奇変態ファストコアミュージック。たまに無性に聴きたく…

Rocketship「A Certain Smile, A Certain Sadness」

実質Dustin Reskeの一人ユニットであるRocketshipが1995年に発売した1stアルバム「A Certain Smile, A Certain Sadness」です。ジャケットワークに描かれている世界の雰囲気さながらのロマンティックで甘酸っぱ過ぎるメロディーにチープなシンンセサイザーの…

午前四時「Live Bootleg」

夜と朝の狭間。無意味に徘徊する季節。赤信号の横断歩道を渡る事に罪悪感はまるでない。生産性皆無の妄想Xをどこかに捨てる事も出来ずまた一口酒を飲む。そう、有益なものは何一つなかったのだ。しばらく街を歩いていると中年サラリーマンが酒に酔って座り込…

The Pop Group「For How Much Longer Do We Tolerate Mass Murder」

数日前彼女と別れた。というか「また友達に戻りたい」と振られた。日常の欠片の一つが壊れて脱力感が生まれた。晩飯を作っていると何だか急に泣きそうになった。ソリッドに生きるよ俺は。

Teengenerate「Get Action!」

日帰り出張終了。始発に乗り仕事を問題なく終わらせ横浜に住んでる友人と酒を飲んで終電で帰る。自分の顔が夜を駆ける新幹線の窓に映っている。もうティーンでは通用しない顔つきになったな。

Dear Nora「We'll Have a Time」

ひぐちアサ「ヤサシイワタシ」を読む。なんだかあまりにも痛くて大学生の頃読んでもう二度と読まないでおこうと思っていた。しかし今日弾みで読んでしまった。あの頃より多少経験値も増え色々考えれる様になった分余計辛かった。次読むのはいつだろうか。そ…

すきすきスウィッチ「忘れてもいいよ」

なんというPOP。なんというキュート。そしてちょっぴりおセンチ。元くじらの佐藤幸雄のほぼ一人ユニットである国産New Waveの良心すきすきスウィッチの唯一のライヴ一発録り作品「忘れてもいいよ」です。他にも鈴木惣一郎や椎名謙介等も参加していた変則バン…

エレファントカシマシ「生活」

おでんと酒。もうそんな季節になってきた。 部屋にはエレファントカシマシの音楽が流れている。外は雨。理想のシチュエーション。もうしばらくしたら良い眠りにつけそうだ。

Sibylle Baier「Colour Green」

何も出来ない奴が人を否定するなんておこがましい。僕はホント馬鹿だ。自分の要領の悪さに疲れて仕事から帰ってみたら番組の予約録画が失敗してて笑ってしまった。そして全然考えたくない事が頭をよぎって溜め息が漏れて、その息と一緒に幸せが少し逃げた。…

パラダイス・ガラージ「実験の夜、発見の朝」

結局今日した事は頼まれている記録映像の編集作業と今週末仕事で横浜に行くので新幹線移動中の暇つぶしにと村上春樹「アフターダーク」、中村珍「羣青」を買った位だった。気づいたら空は橙色と紫色と群青色のグラディエーションに変化していた。そして少し…

変身キリン「変身キリン」

急に休みを頂いたけど何したら良いか分からずとりあえず変身キリンを聴いている。 本田久作をメインに1979年に結成され解散までに幾度となくメンバーチェンジを繰り返した関西最初期Punkと呼ばれている変身キリンのPsychedelic Punk作品集。結成時のオリジナ…

Superchunk「Come Pick Me Up」

待ちに待った9年振りの新作「MAJESTY SHREDDING」の発売も記憶に新しいSuperchunkがJim O'Rourkeをプロデュースに迎え制作した7枚目「Come Pick Me Up」です。Superchunkはどのアルバムも甲乙つけがたいのですが「1000 Pounds」に完全にやられた僕としてはこ…

Au Pairs「Playing with a Different Sex」

New Wave〜Post-Punkの中間に存在するAu Pairsのデビューアルバム「Playing with a Different Sex」です。Lesley WoodsとPaul Foadの絡み合う男女の混声と突き刺すカッティングギターが織り成すファンクでパンクなビートが超絶に良い。「You」を聴いて踊れな…

The Music Machine「Turn On」

マッシュルームカット。黒いハイネック。片手には黒い手袋。と、何やら儀式めいた暗黒さを放つ5人組The Music Machineが1966年に発表した傑作Garage Punkアルバム。Mark Landonの奇々怪々なファズギターとDoug Rhodesのシンプルで美しいオルガンの音色が特に…

七尾旅人「雨に撃たえば...! disc 2」

今日は夕方から雨が降っていた。用事を済まし近所のコンビニに寄る。帰ろうとしたら傘を盗まれている事に気づいた。傘が無い。本当ならさほど濡れなくて済むはずだった帰り道を盗んだ奴のおかげでびしょ濡れになって帰らなければならなくなった。貴様は今頃…

Theピーズ「ブッチーメリー The ピーズ 1989〜1997 SELECTION SIDE B」

The ピーズのライブを野外フェスで観る。15歳になった僕の前でハルは飄々と歌っていて、アビさんは顔を男前に歪ませてギターを掻き鳴らしてる。シンイチロウは笑いながらとても優しいリズムを叩いてる。あの日と何にも変わらない快晴の下、皆で実験4号を汗…

ONE LAST WISH「1986」

プライドだけが肥大して弱い奴には仏頂面で大声を荒げ、強い者や異性に対しては今にも殴りたくなる様なふざけたニヤけ面をする大人という名の子供。そんな奴に対して何の感情が湧くというのか。その怒号が優しさだとは思わないし、その笑顔がお茶目だなんて…

Galaxie 500「On Fire」

「Galaxie 500のアルバムジャケット良いよね」って話をこの間先輩と交わして「あぁそうだな」と思った。「Today」や「Copenhagen」のジャケットとかただならぬ哀愁があってさ。もちろん内容も素敵で甲乙等つけれるはずもないのだが、やはり一番好きなアルバ…

The Microphones「The Glow Pt. 2」

The Microphonesの中でも特に聴き込んだアルバム。現在Mount Eerie名義で活動するPhil Elvrumが立ち上げたプロジェクトThe Microphonesの通算8枚目のアルバムにして最高傑作。宅録特有のザラつき歪んだ音像の奥から呟く様に聴こえる牧歌的な歌声がメランコリ…